【AWS】AWSのEC2(t2micro)を利用してWordPress環境を構築する。【WordPress】

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はじめに

こんにちは。えんさくです。今回はタイトルの通りAWSのEC2(t2micro)を利用してWordPress環境を構築していきます。
EC2でWordPress環境の構築なんて何番煎じかというほど様々なサイトで解説されていますが、やってみると意外にハマるポイントがありました。備忘録も兼ねて私がハマったポイントとともに方法をまとめて行きます。

EC2の起動


まず、AWSのマネジメントコンソールにログインし,EC2ダッシュボードに移動します。
(AWSへのアカウント登録等は別途済ませておいてください。)

「インスタンスを起動」を押下し、 EC2インスタンスの起動画面に移動します。
移動後の画面で一番上に出てきた「Amazon Linux 2 AMI (HVM) – Kernel 5.10」を選び、「選択」を押します。

インスタンスタイプは無料で使用でsきるt2microにします。
t2microを選択し、「次のステップ:インスタンスの詳細の設定」を押下します。

ネットワークやサブネットは既に作成したものを使用します。


ストレージはデフォルトのまま「確認と作成」を押下します。

「右下」の起動を押下します。すると、鍵ペアの作成・保存を求められますが指示に従って鍵ペアを作成します。鍵ペアを作成するとEC2の起動が開始されます。
しばらく(3分ほど)待ってEC2マネジメントコンソールにて対象のマシンが下記の様に
「実行中」となっていれば起動成功です。

LAMP環境の構築

EC2の起動が完了したらEC2にLAMP環境の構築をしていきます。
LAMP環境は下記の3つで構成されているので、それぞれインストールしていきます。

  • Apache
  • データベース
  • php

EC2インスタンスへの接続

まず、EC2に接続するため、起動したEC2を選択し、下記の「接続」をクリックします。

下記の画面に移動するので、再度「接続」を選択します。

Linux画面が表示されるので、Linux画面にコマンドを打っていきます。

LinuxコマンドでのLAMP環境のインストール

インストールの前にパッケージを最新化するため下記コマンドを打ちます。

sudo yum update -y

最新化した後、必要なリポジトリをEC2にインストールしていきます。ここではamazon-linux-extrasリポジトリを利用しています。(httpdは既にリポジトリが用意されています。)

 sudo amazon-linux-extras install -y lamp-mariadb10.2-php7.2 php7.2

続いて、実際にEC2にパッケージをインストールしていきます。

sudo yum install -y httpd mariadb-server

「Complete!」と表示されればインストール完了です。
これでAppacheサーバ、データベースがインストールできました。

Apacheサーバの起動

下記のコマンドにてApacheサーバを起動します。

sudo systemctl start httpd

サーバの起動ができました。
下記のコマンドでサーバの起動確認をすることができます。

sudo systemctl status httpd

下記の様にActiveと表示されていれば起動できています。

このままですと、EC2を再起動した際にその都度Apacheを再起動する必要があり、非常に面倒なため、下記コマンドにてEC2起動時にApacheを起動する様な設定にします。

sudo systemctl enable httpd

これでApacheサーバの設定は完了です。
試しに下記アドレスにアクセスし、ApacheサーバがWeb上からアクセスできることを確認します。
http://[EC2のipアドレス]

下記のようなテストページが表示されれば成功です。

ファイルアクセスの許可

WordPressでブログ記事を作成するには、Apacheが公開するフォルダ内のファイルを自由に読み書きする必要があります。そこで、対象フォルダの書き込み権限を変更して行きます。
Apacheサーバがアクセスするフォルダはデフォルトで「/var/www/html」となっているので「/var/www/」の書き込み権限を操作します。

まずはApacheグループに現在のアカウントを追加します。

sudo usermod -a -G apache ec2-user

続いてapacheグループに/var/www/の所有権を付与します。

sudo chown -R ec2-user:apache /var/www

続いて書き込み権限を追加します。その前に/var/www/以下のフォルダへの再帰的アクセスを可能とするための設定をしていきます。

sudo chmod 2775 /var/www && find /var/www -type d -exec sudo chmod 2775 {} \;

続いて下記コマンドで書き込み許可を設定します。

find /var/www -type f -exec sudo chmod 0664 {} \;

これで、書き込み設定が完了しました。

データベースへのアクセス

Apacheサーバの設定が完了したので、次はデータベースの設定をして行きます。
まずは下記コマンドにてデータベースにアクセスします。

mysql -u root -p

パスワードを求められますが、そのまま[Enter]押下でアクセスできます。
続いて、WordPress用のユーザを作成します。

CREATE USER 'ユーザ名'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';

ユーザ名・パスワードはご自身で設定してください。

WordPressの導入

終わりに

コメント

  1. Idat より:

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